Buell XB9R(2003モデル)フロントフォークのフルメンテナンスが完了いたしました。
このモデルの一番の特徴は、「Xブレードフレーム」と名付けられた極太アルミツインスパーフレームです。このフレームはガソリンタンクを兼ねるという奇抜なアイデアです。
ハーレーダビッドソンのドライサンプエンジンを搭載していることからオイルタンクが必要となりますが、スイングアームがオイルタンクを兼ねるというアイデアも盛り込まれています。
これは単なるギミックではなく、Buell創始者エリック・ビューエルさんのクイックなハンドリングを追求するために、ホイールベースを可能な限り詰めて、重量配分を最適化しようと工夫した結果のこと。ハーレーのエンジンを搭載しながらも、ロードレーサーTZ250と同じ数値の1,320mmというホイールベースを達成していることは驚きです。
今回はフロントフォークのフルメンテナンスをご依頼いただきました。フロントフォーク右側のインナーパイプが錆で傷んでいたので、再メッキ加工によって再生いたしました。
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