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VTR1000SP-2(2013model)前後サスペンションのフルメンテナンスが完了いたしました。

SHOWA製インナーパイプ径φ43倒立フロントフォークとSHOWA製モノリヤショックです。

RVF750(RC45)に替わるスーパーバイク世界選手権に出場するためのホモロゲーションモデルとして開発されました。レースマシン開発のHRCと市販車開発の朝霞研究所が同時に共同開発するという初のプロジェクトで、レースで勝てるレースマシンを公道でも走らせる前提で造られました。その結果、スーパーバイク世界選手権、鈴鹿8耐、ルマン24時間、マン島TTでチャンピオンを獲得して成功を収めます。

初代、2000年のSP-1に続いて2003年に大幅に改良されたSP-2が造られました。しかし、スーパーバイク世界選手権のレースレギュレーションの変更によってHRCは世界選手権から撤退をしてしまい、レースでの成果を挙げることはありませんでした。そのような経緯で開発されたSP-2ですから開発やパーツに充分なコストが掛けられており、今となってはホンダレーシングスピリットを強く感じる貴重な1台となっています。今回はフロントフォーク・インナーパイプ、リヤショック・ダンパーロッドの錆をクロームメッキの再メッキ加工によって再生した後にフルメンテナンスを施しました。SP-2を大切にされているお客さまのお手伝いができたことをとてもうれしく思います。

 

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