伊藤真一さんがお立ち寄り下さいました。

今週末、鈴鹿サーキットで開催される第54回MFJグランプリに「Astemo Honda Dream SI Racing」として参戦される伊藤監督と、ST600クラスに参戦するライダーのムクラダ・ナラプーチ選手がサーキット入りの前に立ち寄って下さいました。

伊藤真一さんは1966年生まれの55歳。2019年に引退するまで、4度の全日本タイトル獲得、鈴鹿8耐4度の優勝、4シーズンに渡る世界グランプリ参戦では6度のポディウム獲得を含めて最高ランキング5位の成績を収める日本を代表するトップレーサーであることは言うまでもありません。2020年からご自身で立ち上げたKeihinn Honda Dream SI Racingのチームオーナー・監督して若手レーサーの育成を担っています。

ムクラダ・サラプーチ選手はタイ出身で1993年生まれの29歳。女性レーサーです。2019年の鈴鹿4耐で優勝した経歴を持っており、今シーズンはAstemo Honda Dream SI Racingから全日本ST600クラスに参戦しています。伊藤監督いわく、「この子は速いですよ」と、レーサーとしての天性を高く評価しています。

私がHRCに移籍した1988年にシンデレラボーイとささやかれながら22歳でHRCワークスチームに迎えらた年の離れた同期なんです。いきなりのGP500クラスで世間が驚く活躍を見せますが、見た目の派手さとは対照的にとても繊細でナイーブな面があり、それでいて勝負にこだわる負けん気の強さが魅力的なレーサーです。2011年の東日本大震災では伊藤さんの呼び掛けで全国の関係者から集めた支援物資を各被災地に3か月間に渡って休むことなく届け続けた心優しくも芯の強い男です。

今週末は彼のチームの応援に鈴鹿に行ってきます。  https://si-racing.com/

 

 

 

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