GSX1300R(2004model)フロントフォークのMEダンピングチューニングによるセットアップが完了いたしました。

KYB製インナーパイプ径Φ43倒立フロントフォークです。
初代ハヤブサは1999年の発売以来、2007年まで大きなモデルチェンジは行われず、頻繁にモデルチェンジによって進化し続けるGSX-R1000などのスーパースポーツがスペック上では勝ることがあっても、潜在的な最高速はハヤブサが上回っていたと言われています。
最高速と言ってもそれを試すことのできるのは、クローズドサーキットかテストコースの限られたステージとなります。
現在は取り壊されていますが、現役時代に谷田部のテストコースを何度か走った経験があります。1周5.5km、2つの30度バンクを直線コースでつないでいるオーバルコースです。ヤマハの契約ライダー時代に市販レーサーTZ250のテストでオーバルコースを走ったのですが、空き時間にリッターバイクの市販テスト車両に乗せてもらいました。250km/hオーバーで全開のままバンクに突っ込むのはさすがにビビリましたが、バンク最上段のガードレールに膝を当ててくるのは怖いながらも快感でした。今思えば貴重な体験です。
今回はGSX1300RフロントフォークのMEダンピングチューニング+MEスーパースポーツスプリングでのセットアップをご依頼いただきました。安易に最高速チャレンジはできませんが、高速走行にはサスペンションのセットアップは安全面に於いてもとても大切です。
フロントフォーク (KYB倒立)
MEダンピングチューニング           :¥52,470-
(フルメンテナンスを含みます、MEダンピングチューニング、基本交換パーツ、
オイル、パーツ超音波洗浄/計測/研磨を含みます。)
*MEダンピングチューニングを施す際は、MEスーパースポーツ
スプリングへの変更をお勧めしております。 
MEスーパースポーツスプリング         :¥18,700-
(シングルレート、低フリクションバフ仕上げ、スプリングレートは
お客さまの体重、主な用途をお伺いし、スクーデリアオクムラのデータに
基づいて設定いたします。)



現在は30度バンクの一部がメモリアルとして残されているそうです。直線部分は一般道になっているとも。
1964年から2005年まで、日本の自動車産業の発展に重要な役割を果たした谷田部のテストコースです。


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