R1-Z(1992モデル)前後サスペンションのMEダンピングチューニングによるセットアップが完了いたしました。
初代TZR250ベースの2サイクル・クランクリードバルブ・パラレルツインエンジンは、Y.E.I.S.吸気チャンバーとYPVSと容量の大きなクロスチャンバーの排気システムによって、中速重視のセッティングがされています。
美しくストレートなパイプ構成で組むトラスフレームは、ディメンジョンは初代TZR250を継承しており、とても魅力的なヤマハらしさ満点の2サイクルネイキッドスポーツマシンです。
今回は前後サスペンションのMEダンピングチューニングによるセットアップをご依頼いただきました。
SOQI製フロントフォークは、シンプルなフリーピストン構造ですが、フォークオイルの流路をコントールするスクーデリアオクムラオリジナルの「コントロールバルブ」を組み込みと、0.65kgf/mのMEスーパースポーツスプリングでセットアップいたしました。錆でNGのインナーパイプは再メッキ加工によって再生しています。
同じくSOQI製リヤショックもMEダンピングチューニング+9.38kgf/mのHYPERCOILSスプリングによってセットアップいたしました。