SACHS製インナーパイプ径φ46倒立フロントフォークとSACHS製リヤモノショックです。
2010年に国内販売が始まったBMW S1000RRですが、2012年にモデルチェンジされています。
国内モデル156ps、フルパワーでは193psのエンジンパワーは、DTC(ダイレクトトラクションコントロール)とRACE ABS(レースアンチロックブレーキシステム)、さらに4つのエンジンコントロールモードによって、私たちでも扱えるよう充実した制御システムが備わっています。中でも驚きがエンジンコントロールモードはレイン、スポーツ、レース、スリックのセレクトになっている点です。ストックの車両そのままでもスリックタイヤを装着してレースに参加できるということですね。
今回はワインディングやサーキットランをメインにお乗りになっているお客さまより、前後サスペンションのMEダンピングチューニングによるセットアップをご依頼いただきました。様々な制御システムはとても有効ですが、タイヤからの接地感をライダーに伝えるためには適切なダンピング仕様とスプリングの設定が重要となります。このセットアップで不安なくお乗りいただけます。