SHOWA製インナーパイプ径φ41正立フロントフォークと、OHLINS製モノリヤショックです。
スクーデリアオクムラがサスペンションの仕事を始めたのが1994年。このVTR1000Fが発売されたのが1996年ですから、サスペンションの仕事をレーシングマシンから市販車へ移行した時期と重なって、本当に多くのVTRのサスペンションを手掛けました。その当時からずっとお付き合いいただいているお客さまも大勢いらっしゃって、今回もそのおひとりから前後サスペンションのフルメンテナンスをお任せいただきました。995ccのVツインエンジンをアルミフレームに搭載していますが、挟み角90°のVツインエンジンはバランスが良いものの前後に長くなってしまうデメリットがあり、スイングアームをエンジンに直接マウントするピボットレスフレームとし、さらにラジエターを一般的なレイアウトからサイドに二分割にすることで、ホイールベースの短縮とフロント荷重の確保を狙っています。ホンダらしい独創的なアイデアを感じられる設計だと思います。トータルバランスの良いVTR1000F,私が好きな1台です。
スクーデリアオクムラは本日、11日、日曜日も営業しています。ご来店をお待ちしております。スクーデリアオクムラの夏休みは15日木曜日から18日日曜日までです。
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