KYB製インナーパイプ径φ41倒立フロントフォークです。
80年代後半から90年代に設計、生産されたバイクは開発コストや生産コストの高いものが多く、搭載されるエンジンはパラレル4気筒400cc、V型4気筒400cc、水冷、油冷、などなど、モデルチェンジのたびに馬力が上がり、軽量化され、カムギアトレーンといった高度なメカニズムもふんだんに投入されていました。水冷250cc4気筒16バルブエンジン搭載のバイクも一般に販売されていたことは、今思えばすごいことです。
このところ、その当時のいわばレーサーレプリカマシンを大切にされているお客さまからのサスペンションメンテナンスのご依頼がとても増えています。
当時のままのパフォーマンスを求めたり、現代のタイヤに合わせたサスペンションに仕上げるためのチューニングを施したり、外観をきれいに仕上げることもスクーデリアオクムラにお任せ下さい。
今回はGSX-R400R(1991モデル)フロントフォークのフルメンテナンスをご依頼いただきました。錆が出てしまったインナーパイプはクロームメッキの再メッキ加工を施して再生。MEスーパースポーツスプリングを組み込んでベストコンディションに仕上がりました。