SHOWA製インナーパイプ径φ43倒立BPFフロントフォークと、SHOWA製モノリヤショックです。GSX-R1000は2009モデルになって、これまでのGSX-R750ベースから完全に独立した専用設計のエンジンとなりました。メインシャフトのレイアウトを変更してエンジンの前後長を詰めることに成功し、新しいエンジン形状から派生した新設計のフレームによって、ホイールベースを10mm短くしながらも、スイングアームを33mm延長できたことで、フロント荷重を高めてコーナリングパフォーマンスが向上しました。エンジンは新設計ながらも、GSX-R1000の「揺るぎないコンセプト」を継承するロングストロークエンジンを採用して、サーキットユーザーのみならず、幅広いユーザー層が乗って楽しめるスーパースポーツモデルに仕上げています。今回はフロントフォークにBPFを採用したGSX-R1000のサスペンションに、サーキットでのパフォーマンス向上を目的としたＭＥダンピングチューニングを施してセットアップいたしました。フロントフォークにスプリングレート0.95kgf/mのＭＥスーパースポーツスプリングも併せて採用しています。
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