ZRX1200R(2008model)前後サスペンションのフルメンテナンスが完了いたしました。

KYB製インナーパイプ径φ43正立フロントフォークと、OHLINS製ツインリヤショックです。

ZRX1200Rは2001年に発売されました。先代ZRX1100のイメージを保ちながら、エンジンはZRX1100をベースにボアxストロークをアップするために鋳鉄スリーブを廃してメッキシリンダーを採用。クランクケースやピストンも設計変更を加えています。フレームもヘッドパイプ廻りの剛性を高め、スイングアームも大幅に上げつつ、ホイールベースを13mm延長すると共にピボット位置も5mm下げるなど、見た目とは大きく異なり様々なアップグレードがされています。

今回は約3年前に前後サスペンションをMEダンピングチューニングによってセットアップをお任せいただいたお客さまより、フルメンテナンスのご依頼をいただきました。例えMEダンピングチューニングを施したサスペンションでも、走行距離や時間の経過と共にサスペンションとしてのパフォーマンスは徐々に低下してしまいます。定期的なメンテナンスによって蘇らせることができます。

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