大城魁之輔（おおしろ　かいのすけ）くん。
小学５年生ながら、モトクロスライダーとしてめきめき頭角を現し、６５ｃｃクラスで全国制覇。次のステージをモトクロスの本場アメリカに定め、準備を進めていました。
そして、２０１０年１２月１日、いよいよアメリカに向けて旅立ったのです。
みんなで空港まで見送りに。

いよいよ出発。魁之輔はラスベガスの小学校へ留学。お父さんとふたりでの渡米となります。
お父さんは経営していたチューニングショップを閉めて魁之輔と新天地でのチャレンジです。
相当な覚悟がないとできることではありません。たくさんの厚い壁を乗り越えて、必ずや成功してくれることでしょう。魁之輔と関わった全ての人たちが応援しています。

アメリカ進出を決めることになった今年４月のＷＯＲＬＤ　ＭＩＮＩ　ＧＲＡＮＤ－ＰＲＩＸ参戦。
マシンは借り物のカワサキＫＸ６５でしたが、カワサキ勢最上位の５位（ストッククラス）に入賞。ちなみに予選を通過した
カワサキ勢は魁之輔を含めてふたりだけ。あとはみんなＫＴＭ、しかも上位３名はＫＴＭファクトリーライダー
だそうです。
６５ジュニアサイクル　ストック９才－１１才のリザルト
６５ジュニアサイクル　モディファイ９才－１１才のリザルト
６５ジュニアサイクル　オープン１１才までのリザルト


カワサキファクトリーライダー、中学生のＡＤＡＭ　ＣＩＡＮＣＩＡＲＵＬＯ。
彼のためだけに大勢のスタッフが働いているそうで、年収はすでに５０万ドルとか。
魁之輔がこの連中を負かすようになれば、モトクロス界の宮里　藍ちゃんですね。

モトクロスランド多度で育ち、レースも練習もいっつも一緒でした。
スピードもさることながら、人気者のカイノスケ。



海にとっては１才年下だけど、カイノスケは大好きな友達。
寂しくなっちゃうけど、アイツがアメリカで頑張ってるからオレも頑張らなきゃ！