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20150425_1316377

XT600Z TENERE(1983model)リヤショックのフルメンテナンス、ローダウン加工が完了いたしました。

SOQI製モノショックです。
1983年に国内限定300台のみが発売された初代テネレです。
空冷 4サイクル シングルSOHC、600cc、最大出力40ps/6,500rpm4、最大トルク4.7kg-m/5,500rpm、車両重量138kgのスペックですが、ガソリンタンクの容量は30Lもあり、ガソリンの残量でハンドリングが大きく変化したそうです。
当時としては珍しく、前後のディスクブレーキやステンメッシュホース、オイルクーラー等が標準装備されていました。実際にラリーに参加することを想定した真面目に造られたマシンなんですね。
30年以上前のバイクですから、ほとんどのパーツの供給は終了していますし、コンディションを保つことはたいへんなことだろうと思います。このXT600Zテネレのリヤショックフルメンテナンスをスクーデリアオクムラにお任せいただきました。
メンテナンスに必要なパーツは豊富にストックしていますし、必要に迫られた時はワンオフパーツを作ることもあります。何とかしてサスペンションを蘇らせたい。お客さまのお役に立ちたいという私たちの想いです。

 

今回はフルメンテナンスと共に、足付き性の改善のためにショック長で20mmのローダウン加工を施しました。


リヤショック (SOQI MONO)
フルメンテナンス                :¥29,260-
(基本交換パーツ、オイル、パーツ超音波洗浄/計測/研磨を含みます。)

 

窒素ガス注入バルブ装着          : ¥2,750-

(このショックユニットをフルメンテナンスするために必要な窒素ガス注入バルブを

装着します。) 

 

ローダウン(ショート)加工          :¥13,200-

(20mmショート)

 

HYPERCOILSスプリング         :¥20,000-

(9.82kgf/mm)

 

スプリングアダプタ製作           : ¥6,600-

(ノーマルショックにHYPERCOILSスプリングを装着するために費用なアダプタを

 ワンオフ製作します。)


市販オフロードモデルXT600ベースのエンジンを専用設計フレームに搭載したダカールラリー用ファクトリーマシン。1983年にXXT600改としてデビューした後、年々高速化するレースに対応したエンジンやサスペンションの性能向上、砂漠での長距離走行に備えた耐久性・整備性・快適性の向上など、実戦でのノウハウをフィードバックしながら進化し、1986年モデル(展示車両)ではティエリー・シャルボニエが4に入賞。
● エンジン型式: 空冷, 4ストローク, OHC, 単気筒, 665cm3
● トランスミッション: 5速
● 燃料タンク容量: 33L+19L
● 車体重量: 146kg

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