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鈴鹿8耐テストを観てきました。

7月4日(月曜日)から6日(水曜日)までの3日間、鈴鹿サーキットで行われた鈴鹿8耐に出場するチームのための公開テストが行われました。

各チームが今年の8耐用に準備したマシンのセットアップやライダーの乗り込み、タイヤのテストなどなど、それぞれの課題をこの3日間のセッションでクリアするべくライダー、スタッフが黙々と働いていました。
ヤマハファクトリーレーシングの姿はありませんでしたが、ホンダファクトリーマシンを走らせる#5FCC TSR HONDA、#634MUSASHI RT ハルク・プロ、スズキの#12ヨシムラ スズキ Shell ADVANCE、#17Team KAGAYAMA、カワサキの#87Team GREEN、ヤマハの#7YART YAMAHA-OFFICIAL EW TEAM、ホンダサテライトの#090au & テルル・Kohara RTら、上位を狙うトップチームが、マシンのセットアップと実走行でのチェックを繰り返して、徐々にマシンを煮詰めている様子を間近に観ることができました。
3日間を通してのトップタイムは、今年、芳賀紀行選手の加入で注目を浴びるヨシムラチーム。経験豊富な紀行選手の的確なセットアップと津田選手の積極的に攻める走りがうまくリンクしているように見えました。
ホンダ陣営の用意したCBR1000RRは、今回の8耐必勝のために造られたスペシャルマシンのようで、ピット内はピリピリとした雰囲気が漂っていました。MOTO2ライダーのドミニク・エガータ選手が2日目に転倒、炎上してひやりとさせる場面もあったようですが、3日目は元気にマシンを走らせていました。
8耐本番までに各チームはもう1回のテストを予定しているとのことです。7月31日の決勝ゴールを迎えるまで、ライダーは決勝のハードライディングに向けてのコンディショニング、スタッフはマシンの仕上げにしばらくは不眠不休の毎日が続くことでしょう。
私たち観客がサーキットやテレビで観る「8時間耐久レース」は、ライダーやチームからすれば実はほんの一部分なのかもしれませんね。

 

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