SHOWA製インナーパイプ径Φ35正立フロントフォークとOHLINS製リヤショックです。
RZ250はRDの後継モデルで、1980年に国内専用モデルとしては発売されました。
1970年代、北米を中心に自動車排出ガス規制が強化され、2サイクルエンジンの使用が厳しくなってゆく中、最後の2サイクルスポーツモデルを造るという思想から誕生したそうです。
1983年に2代目となるRZ250Rが発売となり、ビキニカウルの標準装備やタンク容量の変更(20L)などに加え、エンジンには他社に先駆けて排気デバイスであるYPVS(YAMAHA Power Valve System)を搭載して出力43psに強化されました。排気デバイスとは排気タイミングをエンジン回転に応じて最適化させて高出力と扱いやすさを両立させるためのシステムで、この時装備されたYPVSは当時の市販レーサーであるTZのシステムが機械式であったのに対して、ワークスマシンYZRと同じ電気式を採用していました。
今回は純正フロントフォークとOHLINSリヤショックのフルメンテナンスをご依頼いただきました。
新車当時から27年経過していますが、スクーデリアオクムラは今でもパーツをストックしてメンテナンスのご依頼にお応えしております。
フロントフォーク (SHOWA 正立)
フルメンテナンス :¥26,620-
(基本交換パーツ、オイル、パーツ超音波洗浄/計測/研磨を含みます。)
リヤショック (OHLINS MONO)
フルメンテナンス :¥29,260-
(基本交換パーツ、オイル、パーツ超音波洗浄/計測/研磨を含みます。)