鈴鹿サーキットで開催されました2022全日本ロードレース最終戦です。
JSBクラスはすでに第7戦の岡山でヤマハの中須賀選手がタイトルを決めましたが、他のクラスではこの最終戦でチャンピオン決定戦をライブで観ることができました。ST1000クラスは渡辺一馬選手、ST600クラスは荒川晃大選手、J-GP3クラスでは尾野弘樹選手が2022年のシリーズタイトルを勝ち取りました。どのクラスも最後まで素晴らしいレースを見せてくれました。
私はこの最終戦で全日本ロードレース選手権のごく一部を垣間見たに過ぎません。長い長いシーズンをシーズンオフの準備から様々な課題や問題、プレッシャーにさらされながら最終戦まで戦ってきた選手や、チームスタッフのこのレースに対する深い思いを想像すると、軽い気持ちでパドックに居ることが申し訳ないような気持ちになりました。
勝ち取れた人、負けてしまった人、それぞれがうれしい気持ち、悔しい思い、いろいろな感情が入り混じった鈴鹿のパドックでした。
最近のレースはあまりおもしろくないなんて言う人がたまにいますが、レーサーたちの純粋で熱い走りは今も昔も変わらないと思います。今日はレーサーたちの本気を見せていただいて心から感激しました。