全日本ロードレース選手権TT-F1クラス初代チャンピオン、元グランプリライダー、モーターサイクルジャーナリストの八代俊二さんです。
私がヤマハからホンダに移籍した年にはっちゃんはHRCのファクトリーライダーとして、ロスマンズホンダチームでGP500クラスのレギュラーライダーにステップアップしていました。「自分と同い年なのにあいつはすごいなぁ。」と思ったものです。
現役の頃からはっちゃんはライディングセンスがとても良かったし、マシンの分析能力も高くて当時のNSR500の開発への貢献度はとても大きいと思います。今でもファクトリーマシンをはじめ、あらゆるバイクをレーシングスピードに近いレベルで走らせられる数少ない本物のモーターサイクルジャーナリストです。
引退してからはそれぞれ別の道を歩んでいますが、ふたりともこの二輪業界で仕事をさせていただいて生き残っていることをうれしく思います。これからもずっと仲良くして下さいね。