SHOWA製インナーパイプ径φ49正立フロントフォークです。
ハーレーダビッドソンの多くのモデルには「フリーピストンタイプ」構造のフロントフォークが採用されています。一部を除いてスーパースポーツモデルに採用されているような「カートリッジタイプ」が採用されることはありません。構造がシンプルでパーツ点数も少ないことから、コストを抑えられることが採用の理由だと思います。そのフリーピストンタイプのフロントフォークのパフォーマンスを高めるために、スクーデリアオクムラではオリジナルのサスペンションチューニングシステムを確立しています。ノーマルのダンパーシリンダーとスプリングの間にカートリッジタイプで使われるような「積層式」のバルブを組み込んでサスペンションオイルの流路をコントロールする方法です。「コントロールバルブ」と呼んでおり、ほとんどの「フリーピストンタイプ」構造のフロントフォークに組み込みが可能です。
今回は2018モデルのHD FXLRのフロントフォークチューニングをご依頼いただきました。このチューニングシステムを使うことで、「フリーピストン」構造のフロントフォークを質感の高いダンピング特性にアップグレード。さらにスプリングレート0.70kgf/mのMEスーパースポーツスプリングと、インナーパイプのMEチタンコーティング(ゴールド)を併せてセットアップが完了です。
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