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20130618_440850
  • KYB

OW-01(FZR750R)のサスペンションMEダンピングチューニングが完了いたしました。

KYB製インナーパイプ径φ43正立フロントフォークとOHLINSリヤショックです。

 

1989年、当時のワークスマシンYZF750とほぼ同じ車体構成で登場したスーパーバイク世界選手権参戦用のホモロゲーションマシンです。国内販売は500台限定。日本国外へは1992年まで販売され、オールFRPカウル、OHLINSリアサスペンション、チタンコンロッド、EXUP、クロスミッションを標準装備し、保安部品を外せばすぐレース参戦できるポテンシャルでした。OWはヤマハのワークスマシンに付けられるコードで、市販車にはこのマシンにのみOWが使われています。国内販売価格は200万円と当時としては異例の高額でしたが予約の時点で完売したとのこと。抽選に外れたお客さまにはヤマハからこのマシンのスケルトンモデルのテレホンカードが配られたそうです。またまた、バイクブーム時代のスゴイハナシですね。

 

今回、前後サスペンションのMEダンピングチューニングによるセットアップをご依頼いただきました。

少々旧いマシンですが、さすがにレースベースマシンとあって、随所にしっかりとした造り込みがされています。

 

フロントフォーク (KYB正立)
MEダンピングチューニング           :¥51,282-
(フルメンテナンス含む、MEダンピングチューニング、基本交換パーツ、
オイル、パーツ超音波洗浄/計測/研磨を含みます。)

MEスーパースポーツスプリング         :¥19,635-
(シングルレート、低フリクションバフ仕上げ、スプリングレートは
 お客さまの体重、主な用途をお伺いし、スクーデリアオクムラのデータに
 基づいて設定いたします。)
リヤショック (OHLINS MONO)
MEダンピングチューニング           :¥51,513-
(フルメンテナンス含む、MEダンピングチューニング、基本交換パーツ、
オイル、パーツ超音波洗浄/計測/研磨を含みます。)

 

HYPERCOILSスプリング           :¥21,000-

(600-225-475/8.48kgf/mm) 


こちらはヤマハ初の4サイクルファクトリーマシン FJ750R。 シャケさんこと河崎裕之先輩と上野真一先輩が1984年の鈴鹿8耐にこのマシンを走らせました。終盤、マシントラブルに見舞われながらも5位に入賞。1984年は私が初めてヤマハに契約してもらった年で、このマシンはテストコースでよく見ていました。ここから始まったんですね、ヤマハの4サイクルテクノロジー。

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