７月２８日（日）に決勝レースが行われる鈴鹿８時間耐久ロードレース。現在はスクーデリアオクムラとして、直接このレースに携わっていませんが、毎年、レースは観に行ってますし、各チーム、ライダーの仕上がりはとても気になるところ。そこで、９日（火）から１１日（木）まで、３日間の公式合同テストがあり、１０日（水）に鈴鹿に行ってテストの様子を覗いてきました。テストの結果やレポートなどは他のＳＮＳでご存知かと思いますが、今年春の２＆４レースから続く、HRC Rad Bull Honda高橋　巧選手の超好調振りがこのテストでも続いていて、話題のTEC21カラーYAMAHA FACTORY RACING TEAMと、ＥＷＣチャンピオンチームのF.C.C TSR Honda Franceも「８耐スプリント仕様」のファクトリーマシンで好タイムをマークしていました。同じくHONDAファクトリーマシンMuSASHI RT FARC-PRO Hondaも好調で、８耐本番前最後の事前テストを大きなトラブルなくクリアしていました。それにしてもこの３日間「涼しい」と感じられるほどの外気温でした。（３日目はウエット）レース当日のコンディションは分らないものの、「灼熱の鈴鹿」とはかけ離れたコンディションで、タイヤチョイスやエンジン制御、サスペンションセッティングやブレーキに至るまで、レースウィークにチェックのやり直しとなりそうな状況でした。上位を狙う各チームのエースライダーはどこも調子が良さそうで、マシンも高いレベルでセットアップが進んでいるようです。８耐本番での勝敗の鍵を握るのは、セカンド、サードライダーの仕上がり具合いと、今回のテストに不参加のKawasaki Racing Teamの仕上がりのような気がしました。

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