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気仙沼 東日本大震災遺構 伝承館に行って来ました。

あの東日本大震災から8年。これまで実際に被災地に足を踏み入れることはありませんでした。SUGOや藤沢に行っても高速道路の出口からサーキットへ直行して、レースが終わるとすぐに帰って仕事に戻る生活だったので、なかなか機会がありませんでした。今回はレースに関係なく東北に出掛けることになり、初めて被災地を訪ねてみました。地元の方に教えていただいて向った先は気仙沼市の「気仙沼 東日本大震災遺構 伝承館」です。http://www.kesennuma-memorial.jp/

[将来にわたり震災の記憶と教訓を伝え、警鐘を鳴らし続ける「目に見える証」として活用し、気仙沼市が目指す「津波死ゼロのまちづくり」に寄与すること]を目的として、2019年3月10日にオープンしました。震災遺構(気仙沼向洋高校旧校舎等)は、被災直後の姿を留めたまま保存整備されていて、内部も観覧することができます。映像や写真パネルによって被災の様子も見ることができます。

その施設に近づいて外から見る校舎の姿に愕然としましたし、津波の被害に遭った日の映像は涙が出ます。そして、校舎建物の中に入ると被災したままの状態が保存された、くしゃくしゃになったクルマが校舎の3階窓から飛び込んでいたり、近くの冷蔵会社のおそらく大型の冷蔵施設が校舎の4階の壁に激突して壊れていたり、言葉が出ないほどの衝撃でした。施設の外ではたくさんのダンプカーが土煙を上げながら走り、重機がひっきりなしに作業していて、とてもとても8年が経ったとは思えない、まだまだ復興途中半ばです。校舎と海の間には全く何もありません。完全に更地です。他のエリアも遠くから見ましたが、今も尚、堤防を造っているような段階で、建物はこれから。というような状態です。今回の台風でも未だにたいへんな思いをされている方が大勢いらっしゃいますが、遠く離れている私たちは報道やネットでしか情報を得ることはなく、現場にしか解らないことが本当にたくさんあって、それも時間と共に薄らいでいくことを実感しました。本当に自然の力は恐ろしい。そして受けた被害が癒えることはないのだと思いました。

校舎と校舎の間。当時はこの校舎の間、クルマの上に民家が引っかかっていたそうです。

 

校舎1階

 

ここは校舎3階です。8メートルの高さにくしゃくしゃになったクルマが窓から飛び込んでいます。

 

校舎4階の壁を冷蔵会社の設備が激突しています。

 

校舎屋上から。

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