bitubo製ツインショックです。
とてもめずらしい、めったに見ることのないbituboのツインショックです。
黒いホース状のパーツが一般的なショックユニットのリザーブタンクの役目をしています。
サスペンションはストロークして縮む際にダンパーロッドの容量分のサスペンションオイルががサスペンション内部の容量から溢れてしまいます。その溢れてしまったオイルを溜めておくところがリザーブタンクなんです。リザーブタンクがないサスペンションはどうしてるのか?と思いますよね。リザーブタンクのないサスペンションもサスペンションの上の部分にガス室があって、ダンパーロッドの容量分を吸収できるようになっています。オイルとガス室をピストンのようなセパレーターで隔てている構造のものと、エマルジョンタイプと呼ばれるオイルとガスが直に接触している構造のものがあり、その場合は、サスペンションを逆さまに装着すると、軽いガスはサスペンション上部に移動しますから、メインピストンがガス室に入ってしまって、ダンピングが効かなくなってしまいます。キャビテーション(泡立ち)も起きやすく、安定性でも劣りますからモーターサイクル用のサスペンションとしては好ましくない構造と言えます。このbituboサスペンションはきちんと分離されているので大丈夫です。
リヤショック (bitubo twin)
フルメンテナンス :¥39,270-
(左右ペア、基本交換パーツ、オイル、
パーツ超音波洗浄/計測/研磨を含みます。)