SHOWA製インナーパイプ径Φ41正立フロントフォークとSHOWA製モノショックです。
VFR400Rは1986年に販売が開始され、1988年モデルまで毎年、フルモデルチェンジに近い改良が加えられ熟成されてきました。
1988年の最終モデルのフルモデルチェンジでは、コスト度外視とも思えるほど当時の最先端の技術を惜しみなく投入してマシンのレベルアップを果たしています。VFR400Rの最大の特徴である、カムギヤトレーンの技術に加えて、エンジンのクランク角を270°から360°に変更、ホイールベースの短縮、バルブのダイレクトロッカーアームへの変更、プラグ径の小径化による吸排気バルブの大型化、バックトルクリミッターの装着、リヤホイールのセンターロック、フロントホイールの17インチ、クロスミッションの採用、マフラーをステンレス製にして左出し4-2-1への変更、ラジエターの容量アップと上下の2基配置。まさにレーシングマシン並みの追求がされています。
VFR400Rのオーナーの方はどなたもマシンをとても大切にされています。ホンダ純正パーツの供給も限られてきていますので、スペアパーツの確保のためにスペアマシンを所有されている方もいらっしゃるほど。
今回は前後サスペンションにMEダンピングチューニングを施し、作動フリクションを低減するためにフロントフォークインナーパイプとリヤショックダンパーロッドにゴールドのチタンコーティングを施し、アウターパイプにはMEブラックカシマコーティングを施しています。
フロントフォーク
MEチタンコートチューニング :¥132,000-
(インナーパイプチタンコーティング、
フルメンテナンス/MEダンピングチューニング、ゴールド、
基本交換パーツ、オイル、パーツ超音波洗浄/計測/研磨を含みます。)
*MEダンピングチューニングを施す際は、MEスーパースポーツ
スプリングへの変更をお勧めしております。
MEスーパースポーツスプリング :¥18,700-
(シングルレート、低フリクションバフ仕上げ、スプリングレートは
お客さまの体重、主な用途をお伺いし、スクーデリアオクムラのデータに
基づいて設定いたします。)
アウターパイプMEブラックカシマコーティング :¥60,000-
(左右ペア、ブラック色、
二硫化モリブデンを含有した特殊なハードアルマイト処理です。
パイプ内面のフリクションの低減に効果的です。)
リヤショック
MEチタンコートチューニング :¥76,860-
(ダンパーロッドチタンコーティング、ゴールド、
フルメンテナンス/MEダンピングチューニング、
基本交換パーツ、オイル、パーツ超音波洗浄/計測/研磨を含みます。)