CBR1000RR(2008model)リヤショックのMEダンピングチューニングによるセットアップが完了いたしました。
2008年モデルのCBR1000RRにお乗りのお客さまからリヤショックについてご相談を受けました。
新車時から9年を経過しており、経年劣化による性能低下は否めません。サスペンションの経年劣化が進むと、サスペンションの動き始めやサスペンションストロークスピードの低速域でのダンピングが効かなくなります。逆にギャップ通過時などではサスペンションのストロークスピードが速く、構造上、ダンピングが効いてしまいます。サスペンションの動きがフワフワしながらも、ギャップ通過時には突き上げ感を感じるのはそのためです。
そんな時に、リ・プレイスサスペンションに交換することも1つの選択肢ですが、ノーマルのサスペンションにフルメンテナンスを施したり、ダンピングチューニングを施して、マシンやライダーに合わせたサスペンション仕様に仕上げる方法もあります。
ノーマルサスペンションをベースにしながらもギャップ吸収性に優れ、接地感をつかみやすい特性のMEダンピングチューニングによるセットアップで見違えるようなハンドリング、乗り心地のサスペンションに仕上げることが可能です。