ハーレーダビッドソンFXD(2009model)フロントフォークのMEダンピングチューニングによるセットアップが完了いたしました。

SHOWA製インナーパイプ径φ49正立フロントフォークです。

ハーレーダビッドソンの魅力は本当に幅が広く多種多様のカテゴリーが存在しており、奥が深くてとても全てを掌握できるものではありません。これまでサスペンションチューナーとして、大勢のハーレー乗りお客さまとお付き合いさせていただいておりますが、どのカテゴリーのハーレー乗りのお客さまもサスペンションに対するご不満を感じている方がとても多くいらっしゃいます。バイクに乗りであれば誰しもご自身のバイクを「もっと乗りやすくしたい」「不安なく走らせたい」と思うもの。それはハーレーでも同じはずです。それでも「ハーレーはこんなもの」「ハーレーだから仕方ない」とあきらめてしまっている方が少なくありません。ハーレーのフロントフォークは、スポーツスターを除いて「フリーピストンタイプ」の構造が多く、カートリッジタイプのような「バルビング」によるダンピングチューニングはできません。スクーデリアオクムラではオリジナルのチューニング方法によって、ほとんどのハーレーのフロントフォークのダンピングチューニングが可能です。

 

 

 

スクーデリアオクムラのオリジナルチューニング方法をご紹介します。

こちらが「コントロールバルブ」のパーツです。「フリーピストンタイプ」のフロントフォークでもこれらのパーツの組み合わせによって、サスペンションオイルの流路をコントロールすることで適切なダンピングフォースを発生させます。「コントロールバルブ」のキモとなるメインバルブは、「カートリッジタイプ」に使われる「積層式」のバルブを採用することで、サスペンションストロークスピードの低速域のダンピングをなめらかに発生させています。

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