もてぎではいろいろな人たちとの再会がありました。
それぞれがそれぞれの立場でモーターサイクルとの関わりを持ちながら、今でもレースが好きでこうしてサーキットに戻ってきているんですね。
原田哲也さん。
1993年ロードレース世界選手権GP250ccクラスチャンピオン。
グランプリ通算17勝(日本人最多タイ)。通算表彰台は日本人最多の55回。
1993年オーストラリアGPでのグランプリ初参戦で初優勝を飾っています。
原田選手が19歳、国際A級1年生。私が29歳の1989年に全日本のSUGOで競り合ったのですが、私が得意としていた「馬の背」の突っ込みで鮮やかに抜かれた時に「こいつはすごいヤツだな」と思ったことがあります。
彼がワールドチャンピオンになったときは本当にうれしかったですね。
宇川 徹さん。
鈴鹿8耐では最多の5回優勝。ロードレース世界選手権最高峰クラスのMotoGPクラスで日本人として初めての優勝。1993年、1994年全日本ロードレース選手権GP250クラスチャンピオン。1996年~2003年の8シーズンをロードレース世界選手権のレギュラーライダーでした。
鈴鹿8耐では最多の5回優勝。ロードレース世界選手権最高峰クラスのMotoGPクラスで日本人として初めての優勝。1993年、1994年全日本ロードレース選手権GP250クラスチャンピオン。1996年~2003年の8シーズンをロードレース世界選手権のレギュラーライダーでした。
グランプリ通算5勝。通算表彰台39回。
彼とは一緒に走ったことはありませんが、ルーキー時代から常に輝いていました。
現在は本田技研技術研究所で市販車の開発を手掛けているそうです。