KYB製インナーパイプ径Φ38正立フロントフォークと、OHLINS製ツインリヤショックです。
カワサキZ系モデルのサスペンションチューニングや、メンテナンスのご依頼を本当に多くいただいております。スクーデリアオクムラにサスペンションのことでご相談いただくお客さまは、バイクのハンドリングを良くしたい。もっとスムースに走らせたい。といったバイク本来の性能を高めたいという方ばかりです。それはZ系に限らず、どのジャンル、カテゴリーに限らずのことですが、旧車やハーレーダビッドソンなどのお客さまは、「仕方のないこと」とあきらめている方も多いようです。スーパースポーツモデルと同等のハンドリングとは言えないものの、正しい知識と経験でサスペンションに手を加えることで、それまでのストレスを解消する走りを手に入れることが可能なのです。
今回はノーマルの「フリーピストンタイプ」のフロントフォークに、スクーデリアオクムラオリジナルの「コントロールバルブ」を組み込み、適正なスプリングレートのMEスーパースポーツスプリングとの組み合わせでセットアップ。OHLINSはフルメンテナンスによってリ・フレッシュしてマシン全体のレベルを高めることができました。
こちらがスクーデリアオクムラオリジナルの「コントロールバルブ」の構成パーツです。「フリーピストンタイプ」のフロントフォークのダンピング特性を高めるためにノーマルのシリンダーとスプリングの間に積層式のバルブを組み込むことで、サスペンションオイルの流れをコントロールして、ギャップ吸収性を高めることで、接地感がつかみやすく、質感の高いサスペンションに仕上げることができます。オイルロックピースのテーパー角を変更することで、実有効ストロークを増やす工夫もしています。
こちらは別のお客さまから、Z1000J用ワークスパフォーマンスリヤショックのフルメンテナンスをご依頼です。このショックユニットは11年前にフルメンテナンスを施しており2度目の施工になりますが、今回はフルメンテナンスの作業に加えて、ブラダの交換やマウントブッシュの交換、スプリングの粉体塗装(パウダーコティング)など、レストア的な作業を併せて行いました。
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