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Buell XB12SsフロントフォークのMEダンピングチューニングによるセットアップが完了いたしました。

SHOWA製インナーパイプ径φ43倒立フロントフォークです。

Buellの創設者エリック・ビューエルは、重量の大きいエンジンやサイレンサー、サスペンションをなるべく車体の中心に集める「マスの集中化」。高荷重に耐え、レスポンスの良い「高剛性フレーム」。路面からの情報をダイレクトにライダーに伝えるための「バネ下の軽量化」。クイックなハンドリングを実現するための「ショートホイールベース」。これらの設計思想を一貫してどのモデルにも課しています。このXB12Ssについては、スイングアームを50mm延長し、長めのシート、キャスターアングルを2.5°寝かし、シート下の収納スペースを広げ、燃料タンク容量を2.7L増加させています。これらの変更点によって、ロングツーリングが快適となり、大柄なアメリカ人のユーザーのタンデムツーリングをもも可能にしています。

私の経験から、スイングアームの延長によって「ダル」なハンドリングになることはなく、寝かしたキャスターアングルと相まって、フロント荷重が増すことでこれまでのクイックハンドリングに加えて安定感が生まれ、不安感のないハンドリングに仕上がっていると思います。今回はフロントフォークをMEダンピングチューニング+0.85kgf/mシングルレートのMEスーパースポーツスプリングによってアップグレードしました。インナーパイプに深い錆がありましたので、クロームメッキの再メッキ加工によって再生しています。

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