HORNET600S フロントフォークのMEインナーキット組み込みが完了いたしました。

SHOWA製インナーパイプ径Φ41正立フロントフォークです。
このHORNET600Sにはフリーピストンタイプと呼ばれるシンプルな構造のフロントフォークが採用されています。

シンプルで部品点数も少ないことからコストが低く、多くのバイクのフロントフォークに採用されている構造ですが、サスペンションオイルの流れを広範囲にコントロールすることが難しく、ダンピングを効かそうとすると突き上げ感が出たり、スムースに動かそうとするとダンピングが不足してしまうことになります。

 

スクーデリアオクムラでは、このフリーピストンタイプのフロントフォークの内部パーツを全て入れ替えて、カートリッジタイプに組み替える「MEインナーキットの組み込み」というメニューを用意しています。

カートリッジタイプの採用によって、コンプレッション側とリ・バウンド側それぞれに独立してサスペンションのストロークスピードに応じたダンピング設定が可能となります。サスペンションの動き始めの低速域のダンピングを効かせ、ギャップ通過時に反応する高速域のダンピングを抑えることで、コシのあるハンドリングとギャップ吸収性に優れ、接地感の高いサスペンションに仕上げることができます。

 

スプリングイニシャル(プリロード)と伸び側ダンピングの調整機構が備わっており、より細かなアジャスティングが可能となります。

 

フロントフォーク (SHOWA正立フリーピストンタイプ)
MEインナーキット組み込み              :¥129,360-
(フロントフォークフルメンテナンスを含みます。
MEダンピングチューニング仕様ダンパーカートリッジassy’、
MEスーパースポーツスプリング、インナーパイプ加工、
ブラックアルマイトフォークキャップ、基本交換パーツ、オイル、
パーツ超音波洗浄/計測/研磨を含みます。) 



MEインナーキットでは、このようにブラックアルマイトされたフォークキャップとスプリングイニシャルアジャスタ、それに伸び側ダンピングのアジャスタが装備されます。

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