SHOWA製インナーパイプ径φ43正立フロントフォークと、SHOWA製ツインリヤショックです。
現行のCB1100RSをベースに、CB900Fスペンサーレプリカスタイルにカスタムメイドしたマシンのサスペンションチューニングをお任せいただきました。フロントフォークにはスクーデリアオクムラオリジナルのMEインナーキットを組み込みました。ノーマルの「フリーピストンタイプ」から「カートリッジタイプ」へのアップグレードとなります。フリクションの低減を狙って、インナーパイプに限りなくブラックに近い色調の「ネイビー色」のMEチタンコーティングを施しました。リヤショックはMEダンピングチューニングでセットアップ。こちらもダンパーロッドに「ネイビー色」のMEチタンコーティングを施すことで、スムースな動きに仕上がっています。今回は、サスペンションチューニング以外でもさまざまなパーツにMEアルマイトコーティングや、パウダーコティングを施すことでカスタムレベルを高めるお手伝いをさせていただきました。「ブラック統一」をテーマに、艶の度合いや材質との相性も考慮しながらこだわり抜いたセレクトをしています。私自身もカスタムマシンを造るのは大好き。パーツの1点1点を吟味して1台のマシンを仕上げていく。本当に楽しいことです。
こちらが「MEインナーキット」のパーツ全容です。写真上のパーツが半完成状態のMEインナーキット。スーパースポーツモデルと同じ構造です。このままフロントフォークの内部にインストールします。
バットの中のパーツがMEインナーキットを全て分解した状態となります。オリジナルダンパーカートリッジと、MEスーパースポーツスプリングで構成されていて、ブラックアルマイトで仕上げたフォークキャップとイニシャルアジャスタが組み込まれます。圧側(コンプレッション)ダンピングと、スプリングイニシャルの調整機構が備わります。もちろん、ダンピング仕様はスクーデリアオクムラの設定する最新仕様でのセットアップアップです。
そして、こちらがCB1100RSノーマルフロントフォークの内部パーツ全てです。とてもシンプルなことが見て取れます。RS専用だと思いますが、フォークキャップはスプリングイニシャルの調整ができるようになっています。このパーツは不要となります。
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